がん治療実績と解説
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2002年6月に第1例を迎えて以来の結果を示します。2024年10月現在の患者総数は延べ475名。
私たちの身体は、60兆ともいわれる細胞からなっていますが、常に古い細胞は処理され、新しい細胞が分裂して生まれています。また、感染あるいは化学的・物理的損傷によって傷ついた細胞は処理され、この欠損を補うための細胞分裂が始まります。この時、発癌遺伝子が作用すると、正常な自己細胞も異常ながん細胞となって、無軌道に分裂・増殖を繰り返します。これを《癌活性あり》と表現します。この時、健康な免疫力が働くと、癌細胞は、異常事故と認識され、免疫細胞の攻撃を受け、抹殺されます。私たちの多くが無事に毎日を暮らしていられるのは、この免疫力のおかげなのです。以上から結論すると、免疫力を働かせる事が癌治療の最も効果的・合理的な方法となります。
一方、乳癌を例にとると、癌腫瘍を切除して腋窩リンパ節さらには鎖骨下・鎖骨上窩のリンパ節を郭清し、場合によっては大胸筋をも取り除き、加えて放射線の後照射、抗癌剤・ホルモン剤の後治療を続けることが一種の方程式になっています。他の癌腫瘍についても基本的考えは同じです。つまり、外科的に腫瘍を除去しても《発癌を許した》という全身状態は残されており、癌治療としては不十分です。むしろ免疫力を押し下げる一因となっています。手術という手法はむしろ癌によって発生した二次性病変に対して必要とされると考えます。な場合でも一次的な治療法ではないと考えています。
≪表の解説≫
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なお、拙著「癌 死病にあらず されどガン」(三和書籍刊)をご参照ください。